■ ID
| 1696 |
■ 種類
| 国際学会プロシーディング |
■ タイトル
| Profiles and distribution of halogenated polycyclic aromatic hydrocarbons from waste incinertators |
■ 著者
|
Qi Wang
静岡県立大学
Yuichi Miyake
静岡県立大学
Takashi Amagai
静岡県立大学
Yuichi Horii
埼玉県環境科学国際センター
Kiyoshi Nojiri
埼玉県環境科学国際センター
Nobutoshi Ohtsuka
埼玉県環境科学国際センター
|
■ 出版元
| |
■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| Organohalogen Compounds, Vol.75, 27-30, 2013 33rd International Symposium on Halogenated Persistent Organic Pollutants, 2013 |
■ 抄録・要旨
| ハロゲン化多環芳香族炭化水素類(ハロゲン化PAHs)は、従来のPAHsに塩素又は臭素が置換した新規の有害化学物質であり、PAHsと同等以上の有害性を有し、PAHsにハロゲン原子が置換することで環境残留性が増すことが報告されている。本研究では、発生源の一つと考えられている廃棄物焼却施設(計5施設)から採取した排ガス、飛灰、焼却灰について、塩素化PAHs及び臭素化PAHsの濃度を測定し、その排出実態を明らかにした。また、排ガス、焼却灰、飛灰のハロゲン化PAHsの媒体間分配についても調査した。排ガス中3環の塩素化PAHsの分配率は31〜99%と、4環、5環の塩素化PAHsの分配率と比較して高かった。また、塩素原子数に依存する分配率の差もみられ、これは環数とハロゲン原子数が少ない化合物の沸点が低く、気化しやすいためと示唆された。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |